温故知新!普通の和合と交接が最高!?
投稿者:TiamoAmoremio 追加日:2022/10/12
長年の歳月を連れ添ってきた夫婦。結ばれた当初は蜜月の一時期もあったであろうが、日々の生活の中で、馴れ合いや連れ違いも多々積み重なり、単なる同居人に固定化してしまったであろうことは容易に推測できる。
冒頭の会話は、台本の有無にかかわらず、特に、男優の自然な告白、吐露とそれを優しく素直に受けとめる妻役とのやり取りが、通常のAVを忘れさせる、それとは異質な新鮮さを醸し出す。
亭主役男優の口上にリードされている主演の大竹かずよは、前作同様、無駄肉が削ぎ落ちた愛くるしい熟女ぶりは変わらない。
長年営みがご無沙汰であった夫婦間の和合の会話を必然的なイントロとしながら、一転、露天岩風呂から始まる初老夫婦の性の営みは、極めて陳腐、間延びしたものになる。
大竹の台詞も最小限のパターンの繰り返し。剥かれた身体は、腹の皴、帝王切開の跡は目を瞑るにしても、他の熟女に比べて、スレンダーで鑑賞には堪えられる。
ただ、陳腐化したワンパターンの台詞と同様、性戯の展開が単調かつ冗長。カメラワークも工夫が乏しく、視聴時間に興奮とは逆に倦怠を覚えてしまうのは筆者だけだろうか。