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・トイレはあるのか?ないのか? 校則第一条のシーンで、前多様が「お手洗いに行きたい」と言って、教師が「お手洗いに行ってきなさい」と言う。 しかし、生徒会長の衣織様が「この学校にはお手洗いはない」と横槍を入れ、前多様に退学をちらつかせながら奴●105号を便器にする。 結局、この学校にはトイレはあるのか?ないのか? 男子生徒は、どこで用を済ませているのか? ・「授業が遅れる」 第一条の奴●105号が聖水を飲みこぼしたシーンと、第五条と第六条の間の教師の些細な過失のシーン。 どちらも「授業が遅れる」と怒っているが、授業中にケジメをつけさせようとするから授業の時間を浪費するのではなかろうかと気になってしまった。「授業が遅れる」を言葉責めに使うのは悪手だと思う。 第二条の時のように、放課後にケジメをつけさせるシーンを良い話である。 さらに、教師は聖水を飲むのを嫌がっている。嫌がる奴●や教師が見たいわけではないので、もっと喜んで飲むべきだ。 ・奴●104号が無能すぎる M男向けのAVなのに、一般人のように嫌がり、そして無能である。 第二条の前に、姿勢を崩して衣織様を転倒させる粗相をしてしまうが、正座に近い四つん這いであのように真横に倒れるのは流石に無理があるのではないだろうか。 聖水を飲まされる時に顔を除けたりする。無能な奴●をしつけるのではなく、有能な奴●に色々と理不尽をねじ込むスタイルにして欲しかった。 ・衣織様の奴●104号への指示や罵倒がグダグダである 第二条。「あなた、いや、奴●104号、あなたは〜」と二人称が安定していない。 さらに、聖水を飲ませる際に「え、そんなちっこいのお前の口は。そんなんで受け止められると思ってるの?」と責めるが、便器の直径とホモ・サピエンスの口の直径など考えなくてもわかるはずである。理不尽なプレイならアリかもしれないが、言葉責めとしては破綻している。 ・痴●撃退への効果? 第七条。衣織様が授業の説明をする際に「これは、痴●撃退にも効果があるので…」と仰っているが、寝ている男に座ってプロレス技をかけるのが効果があるとは思えない。この説明のくだりは完全なる蛇足。 ・もう少し奴●には論理的な反論をしてほしかった。 これは個人的な好みであるが、理不尽なプレイをねじ込まれる時、論理的な反論(口答え)をしてほしかった。それから、「ぐちぐちうるさいわね〜」と言った具合で理不尽をねじ込まれるのであれば、導入としてすんなり観られるのだが、いきなりぶっ飛んだことを言われるがままにプレイが始まるので、違和感が拭えなかった。 コンセプトの質も良し、プレイも良し(この作品では灰皿・根性焼きがないのは特に良い)、女優の質も高し、他のレビューでは軒並み高評価だったので、とても期待外れで残念だった。 もっと男優が有能かつ積極的で、シナリオをもう少し作り込んでいれば、私の眼も星4〜5だったと思う。 私は細かい部分にケチをつけているのだが、推㪣ができておらず粗が目立っている。 個人的に、細かいところに目を瞑れず、このような不自然な部分がある度に気になってしまう性分なので、そのたびに冷めてしまう。前半50分を観るので精一杯だったし、結果としてこの作品で絶頂へ至ることはできなかった。 四千円以上する作品なのだから、矛盾や不自然な演出が極力ないように努力してほしかった。 もっとも、重箱の角をつついてばかりの私がAVを観るのは向いていないかもしれないし、私がAVを買うことが間違っていたかもしれない。しかし、商業作品を作る生業の人間ならば、ここは気概を持ってほしいところである。甚だ残念な限り。
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