桃ゼリーさんの評価:
編集日:2024/10/19
息子との__劇に__らねば…
美堂かなえ嬢の主演作。今でこそベテランのS級女優として、押しも押されもしないキャリアを身に着けているが、本作の制作当時はまだまだ新人。だからかもしれない。台本の出来が今イチの作品でも一生懸命に取り組んだのだろう。メーンのはずの息子との絡は一度だけというのはいかにも物足りなかった。一度の絡み事態に難はない。だが、前半は、ボケ症の義父との訳の分からない絡みシーンが三十分も続いた。全く意味がわからない。狙いも見えてこない。無意味なボケ動画を三十分も見せられる身にもなって欲しい。かなえ嬢もどんな演技をしていけば良いのか当惑したのではないか。スレンダーで若さの残る肢体は、浴室の場面などで、それなりに魅力的に映りはしたが、それだけだ。何ともため息の出る凡作だった。
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