哀感秘めた●●劇
投稿者:桃ゼリー 追加日:2019/11/10
藍川京子嬢主演の作品は、奥行きを感じさせる作品が目立つ。本作もそのテの作品で、女性には奥手の息子に自信と自覚を持たせようと、セックス指南に乗り出した母は、時に甘え、時に暴走する息子をあやしながら、躯を重ね、性技を伝授していくが、躯を馴染ませるに従って、次第に我が子へ思いを寄せていくようになり、見所の最終章。お見合いに積極的になった息子に嫉妬心を燃やすようになった母は、見合い直前に、息子から「ボクの第一の女は母さんだよ」と囁かれて、濃厚、濃密な性交に歓喜し、中出しで男女の情愛を確かめる。ところが、母が育て上げた男の自信が、皮肉にも見合いを成功に導いたようで、我が子は見合い相手と結婚して、結局、濃厚、濃密性交が、母&息子のお別れ性交になった。息子の旅び立ちと母の喪失感とが交錯するする幕切れ。撮影当時は京子嬢がデビュー後1年のころで、セリフ●しはまだ拙い。だが体の方は、Dカップのおっぱいと肢体は、50代後半とは思えないくらい瑞々しく、不思議なエロさがある。奥の深さを感じさせる女優さんだ。