男気に救われた幸薄女
投稿者:桃ゼリー 追加日:2019/01/06
前半が内職妻、後半が未亡人の2本立てだが、最初の内原美智子嬢も、後段の大宮涼香嬢も絡みは色気があり、とくに弟に○される涼香嬢の乱れっぷり半端じゃなくて、股間は猛烈に刺激された。両編は「幸薄女」で共通しており、統一性のある作品といえる。設定はありきたりだが、安っぽさはなく、というより、よりリアリティをもたせようと、ストーリーの細部にこだわったため、作品のテンポが極端に緩く、絡みにたどり着くまで退屈させられた。前編はなぜ旦那が飲んだくれになったか、後段は忘れ形見の息子の学生運動熱をどう冷ますかなどは、AV作品にはいらぬ事。いらいらさせられながらも、見終わった後にすっきり感が残るのは、いずれも男優がベテランで女優陣をリードしている事や、脚本上も、相方が男気を出して、「幸薄女」を前段は「自分の女」に、未亡人は「弟の妻」に迎え入れている為だろう。制作陣の作品へのまじめな取り組みは評価する。