限界突破の官能描写
投稿者:桃ゼリー 追加日:2020/01/09
女体美描写の第一人者・なぎら監督が、企画単体女優としてキャリアを積んだ小早川怜子嬢を招いてメガホンをとった作品だから、エロくならないはずはない。高身長でIカップのダイナマイトボディはそれだけでも見応え十分なのだが、アラフォーの怜子嬢は、若手女優には到底期待できない高い演技力と妖艶さを身に付けており、官能度を極限まで高めた描写が展開されている。セックスレスの悩みの深い妻を演じている想定なので、旦那の元部下からの強烈な責めへの抵抗は、冒頭から弱々しい。2度目の絡みでは、「ダメ、ダメ」と拒みながら、早くも一方で「(男の一物が)大きい!」「凄い」などとヨガってしまう淫らさを見せていて、複雑な反応を、表現力豊かに演じている。3回の絡みを通じて、この「ダメ」という言葉はしばしば怜子嬢の口をつくが、当初、男の愛撫を拒む意味だったものが、中盤以降は快感に絶頂してしまう意味に切り替わっているのも演技力の高さだろう。映像的にも怜子嬢の迫力のある肢体が快感にくねり悶え、震える様子を、逆光や窓から差し込む陽光など照明を効果的に使って、奥行きと厚みのある映像美に仕上げている。男からがん突きされてぷるんぷるんと揺れ動く球形のおっぱい、快楽を掬い取るように腰を淫らに前後させる騎乗位ポーズなど、興奮を煽り、刺激するシーンは、特に美しい。