意欲は分かるが……
投稿者:桃ゼリー 追加日:2020/10/13
三島塔子 嬢主演の本作。義母・婿●●の名物シリーズの一作ながら、定番展開を避けて久々の「破綻バージョン」での展開となった。つまり、義母・婿の秘められた情事が娘にバレて若夫婦の婚姻関係が破綻、三者バラバラになったものの娘の再婚で元義母&婿の一年ぶりの再会が実現するという筋立て。新機軸に挑む九十九監督の意欲は買いたいが、今回だけは塔子嬢の演技力が未熟で、男優の熱演も演出も空回りしていて目を覆う見づらさだった。本来なら五つ☆を出したい制作意欲なのだが、セリフの棒読み、あるいは口火を切った●●性交のぎくしゃくした反応や表現力不足など、失点が多く、まことに残念と言うほかない。救いは塔子嬢の肢体が美肌のおっぱいなど魅力的な部分もあり、騎乗位での腰振りなどで、見るべきエロさが感じられたことぐらいだろう。これは小生の実感なのだが、作品が女優の演技力、表現力を育てることは十分あり得る。願わくば、本作がそうであることを祈る。