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代々木忠監督の作品は数えきれないほど観てきた。けれども、なぜか『セクシー4』シリーズは1作も観ていなかった。
1986年の発売だから38年の時を超えて観賞したのだけれど、個人的にはずばり、西原絵里香のオナニーに尽きる作品だった。当時__歳だった彼女の、静かな、奥ゆかしいオナニーに、近年のAVや投稿動画では見ることのできない「恥じらいのエロティシズム」を感じた。
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1983年、横浜・反町ロマン座で劇場版『THE ONANIE』を観たときの衝撃は忘れられない。
普通の、どこにでもいそうな女性たちが、代々木忠監督の巧みなインタビューに誘導されて、恥ずかしながらも服を脱ぎ、やがてバイブレーターを手にして自分で自分を慰めるのである。ロマンポルノとか、従来の作りもののエロ映画とはまるで違う、リアルないやらしさに満ちた作品だった。
とりわけ地味そうな主婦(斉藤京子)が、とまどいつつもブラウスとスカートを脱ぎ、白いスリップの下着姿になり、バイブをおそるおそる乳首や股間にあてて、ついには喘ぎ声を上げてオナニーに耽る過程には、それまで経験したことのない興奮をおぼえた。見てはならない、オンナの未知なる世界を覗き見たような感覚だった。
映画館の薄暗い世界の中で、若かりし頃の僕は硬直しつづけ、エロスの滴りに溺れたのだった。
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